あらすじ「辻崎先生 ついて来てほしい所があるんだ」 蒼に請われ、奏斗が向かった先は病院。 そのベッドの上には、永い時間眠り続けている「彼女」の姿があった――。 目覚めるかどうかわからない。 それどころかいつ死ぬかわからない…。 蒼がずっと守ろうとしてきたこと、そして深山月家に隠されてきた秘密が、今明らかになろうとしていた。 これは、愛を知らない者たちが、大切なものを守ろうとする物語。