「私は　恋がしたくて　共学の咲坂に来ましたっ」梓の助け舟もあり、クラスメイトに「男子のことが苦手」だと、ようやく伝えられたすずめ。彼女の不可解な言動の理由が分かり、安堵で脱力する男子生徒達。その一方で「男子が苦手なのに、何故わざわざ女子校から共学の高校に来たのか」との疑問を投げかけられる。自分の至らなさ故、傷つけてしまった人たちのために、その問いへの答えを言葉にする覚悟を定めたすずめ。だが、やはり、上手く話すことができず、思わず涙がこぼれてしまう。すると、それを見かねた梓が庇ってくれて――!?

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