ついに目の前に現れた亀比売に魅入られる狭(はざま)。\nそのとき、石神井(しゃくじい)は自らの左肩に巣くう「天人の白狐」を放ち、亀比売の真実の姿を暴く。\n現世の甕沼トンネルで見た風祭同様、骸骨となり崩れた亀比売と、風祭を常世の国に残し、石神井は狭が「おしら様」の声が聞いた、とある場所から暗闇の奈落に身を投じ……。詳細