父の戦死をきっかけに、辺境の子爵家を継ぐことになったアクス・フレンハイム。帝国軍を撃退した褒美で伯爵となった彼は、領地をさらに発展させるため、魔石を動力にした魔導車を開発するなど、金策に奔走していた。犯罪組織の襲撃に遭いながらも、無事に魔導車の販売会を終えたアクスが、慰安旅行をかねて、知り合いの貴族に出資して作らせた温泉街に向かうと……そこはなぜか和風な雰囲気で、それでいて奇妙なオブジェが並ぶ、おかしな街並みだった!? 困惑しながらも楽しむ一行だったが、因縁の犯罪組織の首領の一人と遭遇し――温泉旅行ですっきりリフレッシュ! 辺境から始まる領地運営ファンタジー、第3弾!

