過去と思索(二)

全巻(1-7巻 完結)

過去と思索(二)

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反政府的言動のかどで逮捕されたゲルツェンは,流刑囚としてシベリアの入口にいる.「僕はウラル山脈の氷のような空気を吸った.その空気は冷たかった.しかし,それは新鮮で健康的だ.シベリアは新しい国だ.独特なアメリカだ」.五年にわたって余儀なくされた流刑生活が二十代の青年にもたらしたものとは.(全七冊)
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