あらすじクリミア戦争に敗北したロシアに改革の時代が始まった時,亡命中のゲルツェンは言論活動を活発に続け,内外の反政府運動を助ける.その「自由な言葉」は,雑誌《北極星》によってロシアを遍く照らし,新聞《コロコル(鐘)》によって全土に鳴り響いた.彼は「流行児」となり,人生の絶頂期を迎える.(全七冊)