アラブ、ユダヤ、イギリス、当事者たちの膨大な証言をもとに、ユダヤ人国家建設を巡る衝突の一年を再構築する。ユダヤ人機構、アラブ諸国、イギリス、国際連合、それぞれの思惑が交錯する中で、ユダヤ人国家建設は何をもたらし、何を奪ったのか? 1947年11月27日、パレスチナ分割案採択からイギリス軍撤兵までの五か月、長く多民族が共生してきた聖都エルサレムではテロと衝突が繰り返されていた……。『パリは燃えているか』で世界的な注目を浴びたジャーナリストコンビが、膨大な取材をもとにイスラエル建国前後の激動の一年を辿る。第一部 聖地の分割――一九四七年十一月二十九日第二部 金と武器――一九四八年冬第三部 エルサレム包囲――一九四八年春第四部 聖都のための戦い――一九四八年五月十四日~七月十六日
![[新版] おおエルサレム! アラブ・イスラエル紛争の源流](https://stat.dokusho-ojikan.jp/1eb232e0-734d-430a-976a-63060c49823c.jpg?dh=338&dw=236&jpeghint=y&q=70)