1948年(昭和23年)冬。未だ戦争の傷痕も癒えない東京に、奇跡の聖遺物“石盤”に選ばれた初代の《王》たちが集う。あるいは遣独技術士官、あるいは参謀本部の軍官僚、あるいは死に損ないの特攻隊員、あるいは浮浪児、傷痍軍人、都市伝説の怪人・・・・・・敗戦を経て、力を得て、彼らはどう生き、足掻くのか。これは《黄金の王》國常路大覚による、餓え夢見る『黄金の時代』の物語。詳細