大海を守護する妖精王であるシーナの王によって父の死を予言されていたキャロラインは、常に愁いを帯びた暗いまなざしをしている。その影に心を取られたのは、宰相秘書のクリオスと、王太子のタロス、そして国王。やがて祖国を悲劇が襲う。蛮族と恐れられる騎馬民族ネクスンが、隣国エナトリア王国を動かしてマクロドス王国に襲いかかってきた。あっさり祖国は滅び、キャロラインとクリオスは離れ離れに。想う合う二人は、愛を胸に祖国奪還を誓う。
既刊(1-4巻)
灼熱の哀歌 ~歌シリーズ・砂漠編~
(10/3まで)
蒼茫の聖歌 ~歌シリーズ・大海編~
(10/3まで)
氷雪の讃歌 ~歌シリーズ・氷土編~
(10/3まで)
激烈の狂歌 ~歌シリーズ・大地編~
(10/3まで)
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蒼茫の聖歌 ~歌シリーズ・大海編~