癒やしの大聖女、蔡蘭華にお任せあれですわ。 ーーというものの、その癒やしの力の使用を帝に禁じられて鳳珠島へ長期療養へやってきたわけなので、本当はマズい気がしないでもないけれど、「島の呪いは人でないから使用してもオッケーなのだわ」という拡大解釈で島の呪いの源である岩に癒しの力を注ぎこんでみたところ、なんとそれは世の厄災を身に集める龍の卵だった!?　神代の代からの世の理か目の前の命を救うか、蘭華の選択は？ 鳳珠島での蘭華の恋心の芽生えあり、農作業あり、冒険ありでちっとも休暇にならなかったドタバタコメディーここに完結！

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