あらすじ対応を誤ればお店お取り潰しに!? 江戸に起こった“薬害”の危機 薬種商の若き番頭・孝助が奔走する! 商いと人情の時代小説、待望の続編! 十八歳の若さで薬種商養生屋の番頭に出世した孝助は、主人の娘おみつとの婚約も調い、前途洋々、商いに励んでいた。 ところが、ある得意先が養生屋の薬を飲んで体調を崩し、服用をやめたら回復したと訴えてきた。それが真実なら、お店お取り潰しの沙汰が下りかねない。 孝助は危機管理を徹底しつつ、原因究明に挑むが……。 誠実な青年の仕事ぶりが感動を呼ぶ、人情時代小説。