ロランディ辺境伯と話していたら、王太子の護衛騎士であるダリアに突然連れ出されたヴィヴィエッタ。
突然のことに戸惑いながらも、彼が自分を救ってくれるヒーローなのかも、と淡い期待を寄せる。
だが、連れていかれたのは誰もいない中庭で、そこでダリアにいきなり迫られた!
狂気すら感じるダリアの態度に怯えるヴィヴィエッタ。
必死に抵抗するが、さらに人気のない暗がりに連れていかれてしまい……。
悪役令嬢として転生したなら、普通、助けてくれるヒーローがいるのでは?と、諦めつつも期待しながら奮闘する女性の物語。
サクの人気原作ライトノベルを、「双子王子の見分け方」の笠井が構成・キャラクター原案を、クリーク・アンド・リバー社が作画を担当。