「お前くらい抱えて運べるぞ、男だからな」夜遅く、やっと家に帰ってきたクロ。大きな魔術を使ったクロの身体を心配するアイラをよそに、クロは「お前はもう寝る時間だ」と軽々とアイラを抱きかかえて――。稀代の魔術師と隠された姫の、不器用な恋愛ファンタジー。詳細