あらすじ「あなたは本当に私に誑かされているのかもね」――5年前、自身がヴァルマシルから追放された経緯を聞いたセリナ。ラズヴァンのせいではないとわかりつつ、心にもないことを言い放ってしまう。私はただ、あなたの熱を感じて、愛し合っていると信じていたいだけなのに――無実の罪で虐げられ続けた【追放聖女】と結婚のために手段を選ばない【騎士将官】の、淫らで切ない執着愛。