池上彰氏絶賛『「昔はよかった」と言うけれど』待望の続編!
「日本は戦後、急速な経済発展を遂げて豊かになったが、
そのかわり人々の心は貧しくなり、道徳は低下していった」
「災害時や国際的なスポーツの祭典などの際、
日本の人々は常に冷静かつ道徳的にふるまう。モラルの高さがうかがわれる」
この相反する二つの説が、なぜか両立している現代日本。
いったい、日本人のマナー・モラルは高いのか、低いのか?
各種資料をもとに、戦後日本が経済発展を遂げていくなかで、
人々のマナー・モラルがどう変化していったのかを考察。
なかでも日本人が「衣食足りて」の段階へと進んだ昭和30~40年代を中心に、
日本社会の状況を精査。
メンタリティー考察も踏まえつつ、日本人の道徳水準を見る際の視点を提示する。
大好評『「昔はよかった」と言うけれど』待望の続編。