「これ、昨日鈴原くんに選んで貰ったの!(ドヤ)」
「え。二人で遊びにいったんすか?」
若葉祭が成功裏に終わり、活動も一段落したある日。生徒会に予想もしなかった少女が現れる。
彼女の名前は新妻カエデ。
入学時の成績が第三席で、今まで休学していた同級生。そして俺の――
(距離感が近い)幼馴染である。
小学校卒業以来の再会に盛り上がる俺たち。
一方由姫は、突然のライバル出現に気が気でないのか、カエデと張り合いだして――!?
(そんな嫁も可愛いなぁ)
これは俺が、嫁の灰色の青春を、甘々に上書きする物語。
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