マンティコアという醜い魔獣になりながらも、魔女エレーナの使い魔として生きる道を選んだレオニス。
そんな折、エレーナに魔術界の最高機関「七賢者会」から命令が下る。
それはレオニスを魔獣の姿へと変えた元凶である〈猿の手〉の破壊。その行方を追い、レオニスはエレーナがかつて弟子と共に創設した魔術学院へと潜入するのだが――
待ち受けていたのは緻密な罠に、レオニスにとって残酷な真実。そして、エレーナに影を落とす100年以上前に破門した弟子の存在。
「お待ちしていましたわ。お従姉様」
時を超えた再会が齎すのは悠久の愛かそれとも不滅の憎しみか。極限必死のダークファンタジー、第2弾!
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