無実の証明に成功した後宮メイドのアリス。その事件で宮廷書記官であるエドワードに目を付けられてしまう。彼は王国で起きている難事件の犯人を捕らえるため、前回の事件で鋭い洞察力と推理力を披露したアリスに協力するように依頼。はじめは断っていたアリスだが…前世の記憶を呼び起こしてしまった彼女に対し、エドワードは「悪魔憑き」として教会に突き出し、重い処罰を受けさせると脅す。渋々ながらもアリスは協力を受け入れ、難事件に立ち向かうことになり――。※本作品には『後宮メイドの災難~人使いの荒い宮廷書記官と推理する~』(6)~(10)の内容が収録されています。重複購入にご注意ください。