あらすじ『噂の娘』文庫版の巻末インタヴューの準備に追われ、ワイズマンの映画に通う多忙な日々。 そんななかでも見逃せない、文壇、論壇に垂れ流される無神経な言説、日々の生活で出くわすおかしな現象。 鋭い批評性をもって、それらをばっさり斬りつつ、愛猫トラーと映画への愛を甘やかに綴る、過激で知的な日記的エッセイ。 〈解説〉山本浩貴