ダンテ=尾角と甦ったミカエル=鏡を先頭に、大神たちはエジプトからイラクへと向かった。かの地ではすでに魔都・バビロンが復活。そこにはメデュウサ=優佳が囚われているだけでなく、あの大魔王も封じ込められているのだ。そしてサタン救出を図る美しき魔戦士が、大神たちの行く手をさえぎる。天使と悪魔、それぞれの熱き思いを込めた決死の戦いは続く!
愛と転生、聖と魔の壮絶な戦いを描いた『大神伝(おおかみでん)』、第8弾。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。