あらすじ国一番の魔力を誇る公爵家の一人娘として生まれたオリビアは、母親に似て魔力をほとんど持たなかった。 そのため父親に見向きもされず、母親もその負い目からか幼い頃からオリビアを厳しく教育した。 それでも素直で明るいオリビアは笑顔を絶やすことはなかった。 だが、父から顧みられず厳しい母のもと、楽しみにしていた自分の6歳の誕生日、父親はパーティーに来てくれなかった。 父親が冷たい理由が自分に魔力がほとんどないせいだと使用人が話していることを聞きーー。