「無名不思議」と称されるおぞましい怪異の管理者兼観察者として、「ほうかご」という異界に招かれた小学六年生の二森啓。観察を続けることによって怪異は沈静化し異界に留まるはずが、啓の担当する怪異「まっかっかさん」は彼の日常にその姿を現し始める。じりじりと摩耗する啓の魂。遂に捕食者たる怪異の毒牙が彼の命に届き――?響き渡る絶叫が更なる悲劇の呼び水となる。甲田学人による描きおろしSSも収録。鬼才が放つ“真夜中のメルヘン”、コミカライズ第二弾
既刊(1巻)
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ほうかごがかり(2)