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兄の嫁と暮らしています。 8巻

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【ここから先は、まだ知らない世界。】岸辺志乃、高校生。17歳。兄が死んで1年が経ち、大きな、とても大きな転機がやってきました。『他人だけど家族』――。そんな二人を描く、不可思議で、不器用で、そして少しだけ前を向いていく、日常センシティブストーリー第8巻。(C)2020 Kuzushiro
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兄の嫁と暮らしています。の作品情報

あらすじ

【ここから先は、まだ知らない世界。】岸辺志乃、高校生。17歳。兄が死んで1年が経ち、大きな、とても大きな転機がやってきました。『他人だけど家族』――。そんな二人を描く、不可思議で、不器用で、そして少しだけ前を向いていく、日常センシティブストーリー第8巻。(C)2020 Kuzushiro

兄の嫁と暮らしています。のレビュー

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    オリーブさん
    5.0

    喪失感に向き合うことって。

    自分にとっての大切なヒトを亡くすということは、
    どんな人の人生の中でも必ず何度かは遭遇することで、
    そのことを達観したモノローグで呟くように始まるこの漫画のスタンスに、
    最初からぐっと惹きこまれた。
    誰にでも必ず訪れて、必ず体験することではあるけれど、
    そのことに向き合う気持ちは、
    1000人いたら1000の違う想いがある。
    この漫画で丁寧に描かれている、
    大切な人を喪った人々の日々の生活の根源には、
    ずっと喪失感が漂っている。
    毎時毎秒、そのことに囚われているわけではないが、
    時々、その喪失感がふっと表層に出てくるところも実にリアルで、
    胸がギュッとする。
    涙が溢れる。
    大切なヒトを亡くしたという
    喪失感と寂しさと悲しさと虚しさと後悔とetcetc・・・。
    志乃ちゃんと希さんが、
    どう向き合っていくのだろうかと、
    折り合いをつけられるのだろうかと、
    彼女たちと同じ想いを体験している万人がいて、
    その万人の中でのたった二人の想いを、
    見届けさせてくれるために描かれたお話だと感じている。
    2024/12/07
  • avatar
    まゆまろ
    5.0

    綺麗だけどドロドロ

    共依存って最高ですねの一言に尽きるかなと。
    家族だけど他人。他人だけど家族。
    二人とも乗り越えられない死があって、お互いに乗り越えてほしくない、抜け出してほしくない依存関係がドロドロしてて素敵です。
    2020/09/30

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