あらすじ「なあ、唇にも相性ってあると思わないか」 友人が経営するバーOpusである日、耕平は佐々木という男と出会う。 意気投合したふたりは次第に距離を縮めていくが――。相手のことを知り過ぎて、いいことなんてひとつもない。 ただ好きなだけでは、何の役にも立ちはしない。ワケアリな30半ばの男×2の、ズルくて切ない、ちょっぴりビターなラブストーリー。