既刊(1巻 最新刊)

ラムネの小舟

出版社:
-
この舟が、いつか沈んでしまうとしても――。高校2年生の紺(こん)は、担任教師に頼まれたのをきっかけに隣の席の朱理(しゅり)と接するようになる。2年生になってから不登校気味になり、授業にも参加していなかった朱理を警戒していた紺。しかし話をしてみると朱理は誰より大人で、紺が日々胸に秘めていた悩みや苦しみを分かちあい、消してくれる唯一の存在だった。朱理も紺と画像系SNSを始め、恋心を深めていくにつれ日常を取り戻していく。α家系で育った朱理は、生まれたときからαだと自覚して堅実に生きていた。一方で紺は、βだと信じていたのにΩである可能性を感じ、怯えながら過ごしている。揺れ動く心を結びあい、育み続けていた順風満帆な恋は、ふたりのバース性が覚醒したとたん予想だにしなかった苦難に見舞われていく。αとΩとして成長し、生きていくこと。恋をして幸せになりたいと願うこと。ただそれだけのことが、この世界では心が潰れてしまうほどに難しい――。高校で出会ったふたりがバース性とむきあいながら大人になり幸福を見いだしていく、著者初の甘くて酸っぱいオメガバース作品。犬居葉菜がイラストを担当した待望のコラボとなる第1巻は、個人モバイルサイト掲載分に電子書籍限定書き下ろし60頁を加えた大ボリュームの特別版!

ラムネの小舟の巻一覧

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

ラムネの小舟の作品情報

あらすじ

この舟が、いつか沈んでしまうとしても――。高校2年生の紺(こん)は、担任教師に頼まれたのをきっかけに隣の席の朱理(しゅり)と接するようになる。2年生になってから不登校気味になり、授業にも参加していなかった朱理を警戒していた紺。しかし話をしてみると朱理は誰より大人で、紺が日々胸に秘めていた悩みや苦しみを分かちあい、消してくれる唯一の存在だった。朱理も紺と画像系SNSを始め、恋心を深めていくにつれ日常を取り戻していく。α家系で育った朱理は、生まれたときからαだと自覚して堅実に生きていた。一方で紺は、βだと信じていたのにΩである可能性を感じ、怯えながら過ごしている。揺れ動く心を結びあい、育み続けていた順風満帆な恋は、ふたりのバース性が覚醒したとたん予想だにしなかった苦難に見舞われていく。αとΩとして成長し、生きていくこと。恋をして幸せになりたいと願うこと。ただそれだけのことが、この世界では心が潰れてしまうほどに難しい――。高校で出会ったふたりがバース性とむきあいながら大人になり幸福を見いだしていく、著者初の甘くて酸っぱいオメガバース作品。犬居葉菜がイラストを担当した待望のコラボとなる第1巻は、個人モバイルサイト掲載分に電子書籍限定書き下ろし60頁を加えた大ボリュームの特別版!

ラムネの小舟のレビュー

まだレビューはありません。