あらすじ恐ろしい鋭い爪と呪われた印を持つ鬼武官・良誠に下賜され嫁いだ純蘭。彼との生活は想像とまったく違い、とても穏やかなものだった。交流するうちに良誠に惹かれていることに気づく純蘭だが、皇帝に傷つけられた体と心を彼に見せる覚悟ができずにいた。良誠もまた、純蘭を慕ってくれている様子なのに一線を引いている。ある夜、寝付けずに庭に出た純蘭が見たのは、暗闇の中で苦しみ叫ぶ良誠だった。彼は自分を「愛される資格のない涙鬼という化け物」だと言い…!?