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素浪人稼業【四】蔵法師

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720
日雇い暮らしの素浪人・矢吹平八郎は神道無念流の遣い手ながら朝寝坊の常習犯。今朝も諦め半分で、慌てて口入屋『萬屋』の暖簾を潜る。 すると、なぜか笑顔で主人の万吉の出迎えを受ける。なんと十歳の少女おみよが依頼主として待ち構えていたのだ。父の怪我が治るまで蔵番の手伝いをしてほしいという。安い給金だが、おみよの利発さが魅力的なのと、万吉が給金の上乗せをしたので引き受けることに。 ところが、その蔵はたびたび盗賊の襲撃を受けていた。おみよの父の怪我もそのためだった。蔵の中の荷以外に何か目的があると考えた平八郎は探索に動き始めたのだが……。 やがて背後に潜む巨悪の自分勝手な欲望に気づいた平八郎、涙に濡れた憤怒の剣が鞘走る。

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