全巻(1-4巻 完結)

夜明け前 第二部(下)(新潮文庫)

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800
新政府は半蔵が夢見ていたものではなかった。戸長を免職され、神に仕えたいと飛騨の神社の宮司になるが、ここでも溢れる情熱は報われない。木曽に帰り、隠居した彼は仕事もなく、村の子供の教育に熱中する。しかし、夢を失い、失望した彼はしだいに幻覚を見るようになり、遂には座敷牢に監禁されてしまうのだった。小説の完成に7年の歳月を要した藤村最後の長編である。「島崎藤村 人と文学」(平野謙)、「『夜明け前』について」(三好行雄)収録。
夜明け前 第二部(下)(新潮文庫)

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