Keycloak(キークローク)は、Webベースのシステムに認証と認可の機能を組み込むOSS(オープンソースソフトウェア)です。セキュリティ事件が相次ぐ今、認証・認可は必須技術です。「第2版」は、WildFlyからQuarkusへ刷新されたオープンソースのセキュリティの仕組み「Keycloak(キークローク)」の新アーキテクチャを詳解する日本初の書籍です。
本書では、豊富な機能を備えるKeycloakについて、前提となる認証と認可の仕組みを基礎から解説し、典型的なユースケースの実現方法や本番システムへの実装方法まで詳しく解説しました。前提知識の部分も説明が少なかったログアウト等も補足しました。
■本書の主な内容
本書は「基礎編」「実践編」「応用編」の3つのパートから構成されています。
「基礎編」では、Keycloakを構築するために必要な基礎知識をしっかりと解説。
「実践編」では、3つの典型的なユースケースにおけるKeycloakの基本的な設定方法を解説します。必要なユースケースを選択して読み進めることができます。
最新技術に対応した実践的な内容で、ソフトウェア技術者必読の一冊です!