戦時期も日本から船ですぐに行くことができた東洋のパリ,上海.白系ロシア人や亡命ユダヤ人が流入し,西洋と東洋の接点でもあった租界では,日本軍の占領下も芸術活動が活況を呈していた.戦後日本の文芸復興を担った人々も活躍した上海租界での芸術活動を,新資料を基に生き生きと描き出す.詳細