博麗霊夢と霧雨魔理沙、無自覚に仲良く日々を過ごしてきた二人だが、自分の胸の内にあるものへの自覚がようやく芽生えていく。初めて気づいた自分の想い、相手の想い。そこに去来するのは怖れか、躊躇いか、あるいは――。幻想郷で生きる少女たちの穏やかな日常と交流、ささやかな心の機微を丁寧に描いた、心ざわめく一冊。詳細