夢を失った高校生×ミステリアスなバイトの先輩
美しい夏の島を舞台に繰り広げられる
喪失と再生のボーイズラブ
流星(きらり)に「役割を抜きにして、友達として流星と付き合いたい」と伝えるも、「無理」と断られてしまった陸(りく)。
親切で気さくに見える流星の心に、他人が入れない部分があることを感じとる。
それでも流星の本心を知りたいと、全力でぶつかっていく陸。そんな陸に流星は、「星の色」についての話を語り始める。
人の一生と星の命を重ね合わせる流星は、隠していた本音をつい漏らす。
満点の星空の下、孤独な気持ちを共有し合うふたり。そしていつの間にか陸は眠りに落ちて――。