西暦一一二七年、名将・兀朮がひきいる金の大軍が宋に攻めこみ、都を占領した。皇帝は捕らえられ、北へと連れ去られる。危機に瀕した宋朝を救うため宋の復興をめざして戦う忠臣たちに対し、金の兀朮は大軍をもって南下し、その息の根を止めようとする。だが、岳飛と並ぶ名将・韓世忠と才色兼備の女将軍・梁紅玉の夫婦が、金軍の前に立ちはだかった。激闘の結末はいかに!? 中国史上最大の英雄岳飛を描いた一大スペクタクル、第三巻。詳細