あらすじ――一年に一度、それは唐突にやってくる。 とある事情で両手にメロンパンを携えて登校していた辻。 やっぱり帰ろうかと校門の前をうろついていたところ、 知らない上級生にぶつかってしまう。 メロンパンについてつっこまれてしまった辻は、 その場の気まずさから思わず「食べますか?」と声をかけて…