大人には言えない、少年2人だけの秘密。彼らにとって、それは空想上の生き物だった。あの夏までは─。慎重で臆病なけんくんと、大胆不適なしゅんくん。二人の少年が海で拾ったのは、村で“危険な存在”と言い伝えられている“人魚”の少女─。“あれを見ても、絶対に近づくな”この出会いが、もたらすのは悲劇か。それとも─『君は、人間は食べないよね・・・?』詳細