魔王の神殿にて──…(ここで終わるわけにはいかない)(この腰振りに 皆の平和がかかっているの!)教本や恋愛小説で勉強した『性に奔放な女性』を目指し『百戦錬磨の絶倫』であるという魔王・クラウスの上で、一心不乱に腰を振る聖女・ルルーリア。庶民である彼女が、魔王の子種を欲しがる理由──…それは、『魔王と聖女ルルーリアが婚姻を結び、二人の間に産まれた子を次期魔王とし完全なる平和の証とする』という国王と魔王が定めた和平のため。"魔王様のお好みは閨事に積極的な『奔放な女』"とのウワサを聞いたルルーリアは魔王にふさわしい嫁になるべく数々の修行を重ね…ついに婚約を交わし、運命の初夜を迎えるのだが──…「――おや?奔放な女にしてはかなり狭いようだが?」胸や乳首を舐められ、ナカを責められながらクリをはじかれ絶頂するルルーリア。更に教本で学んだよりずっと大きい、魔王のモノが奥まで入ってきて…激しいピストンに余裕など持てるはずもなく、中出しされ、子種をもらうという役割は全うしたが──…。「ところでそなた──そこまで『奔放』ではないな?」(あんなにアピールしたのに魔王様には『奔放』に見えなかったの!?)和平のため…いや、いままでの努力と時間に報いるためにもう一度子種を搾り取ろうとするも…「泣くくらいなら無理をするな。"奔放な聖女だ"というのは嘘なのだろう」「だが――その強情を崩すのも また一興か」「では改めて 初夜の仕切り直しと行こうか 我が花嫁殿」『奔放な女』を演じる聖女は、無事絶倫魔王を骨抜きにすることはできるのか…。