TVドラマ(フジテレビ系、主演:吉岡秀隆)になって社会現象を巻き起こした離島医療をテーマにした名作「Dr.コトー診療所」。その原点である漫画版を今一度読み返そう!(2004年 第49回小学館漫画賞一般部門受賞作品)。東京の大学付属病院に勤めていた、優秀な外科医・五島健助(通称・Dr.コトー)。あることがキッカケで離島・古志木島の診療所に赴任する。だが着任初日、なぜか患者が来ない!? それもそのはず、この診療所は医療設備が不十分で、本格的な治療や手術はできず、船で6時間かけて本土の病院に送ることしかできないのだ……。それを知ったDr.コトーは「こんな状態では緊急患者を救えない」と危惧し、村の少年が急性の虫垂炎(盲腸)にかかったとき、本土に運ぶのではなく、自らの手で治すことを決意する。医師として天才的な腕を持つDr.コトーは、見事な手術で少年を助け、それ以降、島民の信頼を得ていくことになる――。<目次>●第8巻KARTE.79「Dr.コトー、心配される。」KARTE.80「Dr.コトー、電話する。」KARTE.81「Dr.コトー、帰島する。」KARTE.82「Dr.コトー、提案する。」KARTE.83「Dr.コトー、怒られる。」KARTE.84「Dr.コトー、見通す。」KARTE.85「Dr.コトー、ボケる。」KARTE.86「Dr.コトー、思いやる。」KARTE.87「Dr.コトー、驚く。」KARTE.88「Dr.コトー、見守る。」KARTE.89「Dr.コトー、飛び込む。」初出:週刊ヤングサンデー(小学館)2002年18~30号