少女のピーチャは病気で足が弱く、ひとりで歩くことができません。そんなピーチャにはじめてできた友だちは、窓辺にやってきた白いチョウチョでした。チョウチョと会えるのが毎日楽しみで、ピーチャはすっかり元気になりました。けれども、チョウチョの命は短く、その生はまもなく終わります。ひとりぼっちになってしまうピーチャを思って、チョウチョは涙を流します。その涙はヒノキの巨木の根元に落ち、ボノロンがあらわれます。
森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 2006年2月号 命の光の巻
通知管理を見る
まだレビューはありません。