ある国にとってもおくびょうな王子様、カルカがいました。カルカのお父さんは「かたあしの王」とよばれる、りっぱな王様です。ところが突然、王様は病気でなくなってしまいます。次の王様になるのはカルカですが、王様になるのがこわいと巨木の下で涙を流しました。カルカはあらわれたボノロンといっしょに、人を食べるおおかみがいるという、神のすむ山に向かうことになり……。詳細