大きなフタバガキのある森に、一年中雨がやまない村がありました。この村の住人はみんなお気に入りのかさをもっていて、子どもたちのかさは母親が作って贈るのが村のしきたりでした。その中に、雨が大きらいなラニという女の子がいました。ラニがなくなったお母さんからもらったかさは、なんのかざりもない青一色のかさ。他の子からはからかわれています。ある日、ラニはそのかさを森にすててしまいーー。
既刊(1-118巻)
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森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 2017年2月号 ラニの青いかさの巻