ある丘に立つカヤの巨木の下に、色あせたにんぎょうがひとつ置かれていました。そのにんぎょうの名はロジー。ロジーは持ち主の女の子ロミのことを、巨木の下でずっと待っているのです。ロジーがぽつりとつぶやくひとりごとを、カヤの巨木はやさしく見守るように聞いています。ある日、さみしくなったロジーが涙をこぼすと、ボノロンがあらわれました。願いを聞いたボノロンとゴンは、その願いにおどろきます……。
既刊(1-118巻)
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森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 2017年8月号 巨木とひとりぼっちのにんぎょうの巻