南の海にうかぶ小さな島に、タブノキの巨木がありました。マオリというおじいさんと、その孫のウルが海をながめています。マオリの海を見つめる目はなんだか悲しそう。なぜならむかし、とてもだいじなものを海におとしてしまったからなのです。それは、まずしい中、おばあちゃんとのけっこんを決めた時に買った青いゆびわでした。マオリの涙であらわれたボノロンに、ウルはゆびわをさがしてほしいと願います。
既刊(1-118巻)
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森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 2017年10月号 海の中のおとしものの巻