いっそうの船に、年老いたねこが乗っていました。ねこの名前はアル。ねずみとりのために乗せられたねこでしたが、今では船で一番の古株で、自分のことを船長だと思いこんでいます。ある嵐の夜、船がざしょうしてしまいます。船員たちが必死で水をかきだす中、アルは助けを呼ぶために海に飛び込みます。しかし、ついに力尽き、海の底へと沈みゆく中、アルの涙がマングローブの根に届き、ボノロンがあらわれます。
既刊(1-118巻)
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森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 2018年8月号 ねこの船長の巻