雪のふるさむい日のことでした。ナギの巨木の下に、ひとりの兵士がたおれていました。それを見つけたサーヤは兵士を家へはこび、手あてをしてあげました。兵士はいしきをとりもどしますが、それまでの記憶をなくしてしまっているようです。サーヤは兵士に「ナギ」と名前をつけてあげました。やがて夫婦になり、しあわせにくらしていたふたり。けれども、ある日、サーヤは巨木に悲しみの涙をおとします。
既刊(1-118巻)
通知管理を見る
まだレビューはありません。
森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 2021年10月号 ナギの葉のきずなの巻