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森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 【合本シリーズ】2017年

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1,200
【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2017年2月号~12月号が収録されています。】《2017年2月号 ラニの青いかさの巻》大きなフタバガキのある森に、一年中雨がやまない村がありました。この村の住人はみんなお気に入りのかさをもっていて、子どもたちのかさは母親が作って贈るのが村のしきたりでした。その中に、雨が大きらいなラニという女の子がいました。ラニがなくなったお母さんからもらったかさは、なんのかざりもない青一色のかさ。他の子からはからかわれています。ある日、ラニはそのかさを森にすててしまいーー。《2017年4月号 リヨばぁからの手紙の巻》モクレンの巨木の下にある小さな家。そこではリヨばあと呼ばれるおばあさんが、身よりのない子どもたちを育てていました。その家で育ち、今ははなれた農場ではたらく青年トノイ。そのもとには、リヨばぁから毎年、誕生日に手紙が届きます。「かぜをひいていませんか」「みんなと仲よくしていますか」ーー。いつまでも子ども扱いして、と思うトノイですが、久しぶりに帰ったリヨばぁの家で、ボノロンから驚きの事実を知らされます。《2017年6月号 ポプラの木ぐつの巻》ポプラの巨木の下に、人気の木ぐつ屋さんがありました。そこでは、がんこなクロッグじいさんと弟子のタタがくつづくりにはげんでいます。ところが、クロッグじいさんが病気でなくなり、ひとりでお店をつづけることになったタタのくつは、なぜか人気がありません。しだいにおきゃくさんが減り、タタはお店をしめることに。クロッグじいさんが残した、ポプラの花がほられた木のくつをかかえて、タタは巨木の下でひとり涙をながします。するとーー。《2017年8月号 巨木とひとりぼっちのにんぎょうの巻》ある丘に立つカヤの巨木の下に、色あせたにんぎょうがひとつ置かれていました。そのにんぎょうの名はロジー。ロジーは持ち主の女の子ロミのことを、巨木の下でずっと待っているのです。ロジーがぽつりとつぶやくひとりごとを、カヤの巨木はやさしく見守るように聞いています。ある日、さみしくなったロジーが涙をこぼすと、ボノロンがあらわれました。願いを聞いたボノロンとゴンは、その願いにおどろきます……。《2017年10月号 海の中のおとしものの巻》南の海にうかぶ小さな島に、タブノキの巨木がありました。マオリというおじいさんと、その孫のウルが海をながめています。マオリの海を見つめる目はなんだか悲しそう。なぜならむかし、とてもだいじなものを海におとしてしまったからなのです。それは、まずしい中、おばあちゃんとのけっこんを決めた時に買った青いゆびわでした。マオリの涙であらわれたボノロンに、ウルはゆびわをさがしてほしいと願います。《2017年12月号 春の雪の巻》一年中あたたかく、雪がふったことのない村がありました。コニファーの巨木のそばにある病院に入院している男の子パーレは、となりのベッドに横たわる女の子ミラから雪のことを教えてもらいます。ある夜、高いねつを出したミラのために、パーレはつめたい雪をとりに行こうと思い立ちます。けれども、雪のふる山ははるかとおく、子どもの足ではとうていたどり着けません。巨木の前でたおれてしまったパーレは、涙を流しますーー。

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