あらすじ25歳の大路亮成には、忘れられない人がいる。それは一度だけ、ひと言だけの出会いだった。そして、偶然の再会。再会して、好きという感情をはじめて知った。嫌いだとフラれても、諦められなかった。否定され、自分を見つめ直した。過ぎた時間を取り戻すかのように、恩人たちとともに過ごし、互いに歩み寄っていく。ふたりの想いがいつか重なるように……。