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ゲームデザイナー 濱村 崇氏推薦!
「レベルデザインを言語化して、“なんとなく”から脱却できる空間設計の優れた教本!」
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【本書の特徴】
プレイヤーの感情をコントロールする「空間設計」の原理を学ぶ!
ゲームデザインの持つ側面の中で、レベルデザインは空間設計に用いるツール、利用するゲームエンジンによって具体的な手法が異なり、さらにゲームジャンルによって中心となるメカニクスも異なるため、共通の方法論を導き出すのが困難とされてきました。
本書では、建築の原理をレベルデザインに応用し、ゲームのレベル(ゲーム空間)や環境制作のインスピレーションとして活用することを目的としています。ゲームのレベルは設計された空間であり、「視線誘導」「ライティング」「影や薄暗がり」「探索性」「方向性」「空間のリズム」「壮大な空間の演出」など、現実世界の建築が何千年にもわたって培ってきた人類の知見を応用することが可能です。
特に、訪れる人々に強い体験をもたらすことを目的とした建築物には、ゲームプレイに通じる要素が数多く含まれています。これらの建築物と実際のゲームを比較・分析することで、「空間レイアウトのスキル」「感情を喚起する空間演出のテクニック」「建築理論に基づくゲームレベルの設計技術」といった知識と技術を身につけることができます。
大手スタジオからインディーゲーム、さらにはアカデミック分野まで、幅広い業界のプロフェッショナルたちによる寄稿セクションを収録し、さらに各章末に新たに追加された演習セクションにより、本書で紹介されている図解化手法や設計原則などを、実際の授業の課題や自主的な練習セッションとして学ぶことができます。