ものづくりの力は「国力」そのもの・これからくる技術、押さえておくべき技術は何か?・日本の機械工業の「強み」と「弱み」はどこか?・なぜ、アメリカや中国、ドイツなど世界の国々は、21世紀にも「製造業」にこだわるのか?「工作機械」「金型・部品・材料」「ロボット」「輸送用機械」「建設機械」から「宇宙」「情報通信」「医療」まで。本書は大好評の「業界ビジネス」シリーズの一冊として、さまざまな機械と、それらが形作る幅広い産業をテーマに解説します。▼ 日本の豊かさを支えるディープな世界の案内図近代から現代にかけての成長を支えてきた背景には、あらゆるものを効率よく作るための「機械工業」の多大な貢献がありました。私たちの生活が豊かになったのは、さまざまな機械が活躍してきたからです。本書は、機械工業がもたらした私たちの生活の変化を踏まえながら、時代の流れに沿った技術の目的や変遷などをわかりやすくまとめ、今後、発展が予測される産業や技術についても解説。また、世界における日本の位置、米中独など世界の国々がなぜ今も「製造業」にこだわるのか、といった点にも触れます。機械が秘めるポテンシャルを知るとともに、ものづくりに欠かせない機械工業の「真価」と、私たちの「未来の姿」を探っていく本書。製造業に就職・転職を考える人や、業界のことをあらためて知りたい方、メカ好きの方、投資家の方など、さまざまな方にお読みいただける一冊です。