話すときに頭でこんなことを考えませんか?
↓
□「こんなこと言ったら相手に悪いかな……」
□「反論するのも面倒だから、黙っておこう」
□「わたしのために言ってくれてるから、聞いておかなくちゃ」
上記のようなことを咄嗟に考えて言いたいことを我慢するクセがついてしまっているのが、お人好しであるがために口下手になっている人たちです。
実はこの「お人好しの口下手さん」は、だれよりも人の話を聞き、空気を読み、相手の気持ちや立場を思いやることができるコミュニケーションの達人。
足りないのは、ただひとつ。「伝える技術」です。
本書は、多くの日本人が該当すると言われている「お人好しの口下手さん」(なぜなら日本の学校では話し方を学んでいないから)が大切なチャンスを逃さないための「言葉の武器」を手に入れる本です。
話し方のプロのノウハウがたっぷり詰まった内容をゲーム感覚で読み進められるのもポイント。読み終える頃には、無理なくたくさんの「伝える技術」=「言葉の武器」が身に付いているはずです。
ビジネスでもプライベートでも上手な伝え方で、あなたの「優しさ」を「強み」に変えていきましょう。明日からグッと生きやすくなりますよ。
●著者プロフィール
川畑亜紀(かわばたあき)
神戸大学文学部卒業。静岡エフエム放送で局アナウンサーとしてキャリアをスタートし、のちにフリーアナウンサーへ転身。NHK大阪や毎日放送など、関西の放送局で多数のレギュラー番組を担当。2023年よりSNSでの発信を開始し、「話し方」ジャンルにおいて人気を博す。わずか2年でSNS 総フォロワー数5万5千人を突破。「話し方を義務教育に」をミッションに掲げ、一般社団法人戦略的コミュニケーション力育成協会(ASK)を設立。企業・教育機関・行政機関を対象に、「伝える力」に特化した人材育成を行っている。また、コミュニケーションに悩む個人向けの勉強会や、学生と社会人によるピッチ大会の企画・運営も精力的に実施。座右の銘は「話し方は筋トレ。誰でも鍛えればうまくなる」。