主役の花を知れば、花束作りは得意になる!
花束を作るときもオーダーを受けるときも、メインにする花から選ぶことが多いものです。贈る相手の好きな花やその季節にピッタリの花を選び、それらが引き立つスタイルや合わせる花材を考えます。そのために大切なのは、メインとなる花の特徴をつかむこと。特徴の捉え方から花束にするまでの考え方を、独創的かつ美しい花束作りに定評があるフラワーデザイナーの梶谷奈允子さんが作例とともに解説します。
本書でメインとして取り上げる花はバラ、ガーベラ、チューリップ、ラナンキュラスなど19種類。バラなど咲くタイプが異なるものもバリエーションとして数えると、25種類になります。花束の作例は53点。さまざまな花器に飾った花束も含めると、60点以上に及びます。巻末には、花束の基本的な作り方とラッピングの仕方も解説。花の特徴を見極めながら読み進めることで、花束作りに自信がもてる一冊です。